カルダノ(ADA)Vasil対応デスクトップウォレット「Daedalus 5.0.0」リリース
カルダノ(Cardano/ADA)の開発企業である「Input Output(IOG/IOHK)」は2022年9月8日に、カルダノの大型アップグレード「Vasil」に対応した最新版デスクトップウォレット「Daedalus […]
カルダノ(Cardano/ADA)の開発企業である「Input Output(IOG/IOHK)」は2022年9月8日に、カルダノの大型アップグレード「Vasil」に対応した最新版デスクトップウォレット「Daedalus 5.0.0」をリリースしたことを発表しました。
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大型アップグレードに向け「Daedalus 5.0.0」公開
カルダノ(Cardano/ADA)の開発企業である「Input Output(IOG/IOHK)」は2022年9月8日に、カルダノの大型アップグレード「Vasil」に対応した最新版デスクトップウォレット「Daedalus 5.0.0」をリリースしたことを発表しました。
Vasilとは、日本時間2022年9月23日頃に予定されているCardanoブロックチェーンとそのスマートコントラクトプラットフォームである「Plutus」で重要なアップデートを行うハードフォークであり、このアップデートによって「ネットワーク処理性能の大幅向上・Plutusスマートコントラクト言語の改善・ノード間でのブロック伝送効率の向上」などが実現すると期待されています。
今回リリースされた「Daedalus 5.0.0(メインネット版)」はノードバージョン1.35.3をサポートしているとのことで、具体的には以下のような問題が修正されていると報告されています。
【修正された問題】
- 旧Daedalus実行ファイルが自動更新後に削除されない
- 委任またはITN報酬還元のプロセス中に、同期中のウォレットを選択する際にエラーが生じる
- 手数料計算中にユーザーがトークンの額を変更した場合でも、システムが元の額を使用する
【修正済みの不具合】
- 前リリースでは非ゼロ推奨少数があるトークンに黄色い三角の「少数設定」警告マークが表示されなかったが、この問題が修正された
- 委任ウィザードまたはインセンティブ付きテストネット(ITN)報酬の還元中に同期中のウォレットを選択した場合にエラーが発生しなくなった
- 旧Daedalus実行ファイルが自動更新後も残っていた問題が修正された
- 前リリースではユーザーが送金するトークン額を手数料計算中に変更した場合でもシステムは元の額を送信していたが、この問題は修正された
なお、Daedalusを既に利用している場合はDaedalusウォレットを起動した後に表示される画面から最新版へとアップグレードすることが可能で、Daedalusを持っていない場合は「Daedalusの公式サイト」から最新版ウォレットをダウンロードすることができるようになっています。
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