CFD取引を理解しよう！ 日本の投資家のための総合ガイド

これまで、日本人は極端なまでに貯金を好む傾向が強いと言われてきました。しかし、近年、そうした状況にもようやく変化が見えはじめています。

長い生涯を見据え、人生の早い段階から資産形成について考える必要性が高まっている現代、若年層ほど投資に対する意識が強くなっているとも言われています。それを証明するかのように、最近は昨年スタートした『新NISA』が　ニュースでも話題になったり、仕事仲間や友達との日常会話の中でも投資に関する話が増えてきているのではないでしょうか。

『投資』と一言で表しても、その種類やスタイルは実にさまざま。これから始めてみようと思っていても、どれが自分に合っているのかなど悩んでいるという方も少なくないはず。

そんな方でも参考にできるように、ここでは、数ある投資の中でもとりわけ注目を集めているCFD取引について、総合的なガイドをお届けしていきたいと思います。

CFD取引とは？といった基本情報はじめ、取引経験を向上させるためにも利用をオススメしたいグローバルEウォレットサービス『STICPAY』についてもご紹介していきます。

CFD取引とは

CFDは『Contract for difference』の略で、日本語では「差金決済取引」になります。

この差金決済取引とは、簡単に言ってしまうと「差額だけをやり取りする」取引のことを指しています。つまり、利益が出たら利益分のみ受け取り、損失が出たら損失分のみを支払うという形の取引になります。

もう少しわかりやすく説明してみましょう。例えば、スーパーなどでの一般的な売買（現物の売買）の場合、売買が成立すると現物（商品）の受け渡しが行われ、その対価として支払いが行われます。その後、現物は買主のものとなり、買主はそれを保有し続けることも処分することも自由に決めることができます。

これに対して、CFD（差金決済取引）の場合、売買差益を得ることを目的とした取引であり、将来的に反対売買を行って決済することを前提としています。そのため、売買は行いますが、現物の受け渡しや対価の支払い自体は行われません。

その代わりにCFD取引では、取引開始時に取引金額に応じた『証拠金』、つまり担保のようなものを差し入れて取引を行います。その後、反対売買を行い、取引が終了した時点で発生した損益（差金）のみの受け渡しが行われるのです。

CFD取引の始め方

ここまでCFD取引について読んでみて、すでに投資について学びはじめているという方の中には「あれ？」と首を傾げた人もいるのではないでしょうか。

そう、今、日本人投資家に人気のFX取引と、CFD取引の仕組みはよく似ていますよね。実は、外国為替を取引するFX（外国為替証拠金取引）も、大きく分けるとCFD取引の種類のひとつになるのです。

外国為替の他にも、CFDの原資産には株式、指数、債券、コモディティ（商品）、上場投資信託（ETF）などがあります。

CFD取引をはじめる際には、まず初めにこうした取引対象から自分に適したものを選ぶためにも、自分は、いつ、何を、どのように取引すべきか、そしてなぜ取引すべきかについて明確な道筋を考えておくことが大切です。また、あらかじめ冷静に計画しておくことで、取引の際に感情に基づいて決定を下してしまうという落とし穴を避けるのにも役立ちます。自分自身を見つめて「主体性」を養うことが投資の第一歩とも言われていますが、そういった意味でも、CFD取引をはじめる前に、あらかじめキッチリとした取引計画を立てておくことは重要となってきます。

仕組みを理解しておく

CFD取引の特徴として、FXと同じく、レバレッジというシステムがあります。レバレッジを利かせることで、少額の証拠金でも大きな金額を動かすことが可能となっています。

日本語で「てこの原理」を意味するレバレッジの仕組みを利用すると、例えば、同じ100万円の取引を行う際でも、レバレッジなしの場合には100万円が必要となるところが、25倍のレバレッジをかけることで4万円という少ない初期資金ではじめることができるのです。このレバレッジの比率は、取引する資産クラスや、国内の業者を利用するか、海外の業者を利用するかでも異なってきます。

また、レバレッジを利用すると利益が拡大する可能性がある一方で、個々のポジションの入金額を超える損失が発生するなど、損失の拡大にもつながる可能性もあることを覚えておく必要があります。

投資を行う際には、こうした基礎情報はもちろんのこと、 CFD取引の戦略 や CFD取引の税金 手続きはどうすればいいのかなど、さまざまな知識が必要になってきます。取引を行う中で学んでいくこともありますし、最初から全部というのは確かに無理がありますが、ある程度学んで下準備をしたうえで実際の取引をはじめていくことで、これからの投資活動のベースを築くことができるでしょう。

最近は投資をはじめるのにも、オンラインで簡単に口座を開設できるようになってきています。そして、口座を開設して入金を済ませれば、すぐにでも取引をはじめることができるのですが、その際にぜひ利用をお勧めしたいのが、次にご紹介するSTICPAYです。

世界中の資産に投資するために

先述したように、CFD取引ではさまざまな原資産が投資対象となっており、また、その原資産は世界中に存在しています。つまり、取引を通して世界中の資産に投資することが可能となっています。

そうしたグローバルな投資経験を向上させるためにも、利用をお勧めしたいのがEウォレットサービスを提供しているSTICPAYです。STICPAYを利用することで、ビジネス相手がどこにいてもリアルタイムで送金や受け取りができるため、日本の投資家にとってもオンライン支払いを簡素化し、取引資金を効率的かつ安全に管理する最適な手段となるでしょう。

また、CFD取引の大きな特徴として、ほぼ24時間、祝日も取引できるというメリットがありますが、投資家にとってこうした自由な投資スタイルを実現させるためにも、スピーディーな送金時間と安い手数料で利用できるSTICPAYは大きなプラス要素になります。さらに、本業や学業の傍ら、副業として投資を行っていきたいと考えている方にとっても、よりフレキシブルな投資活動を後押ししてくれる存在となるでしょう。